中古せどりの古物商許可を自分で取った話。費用19,000円・警察署2回・約40日の実体験

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中古せどりの古物商許可を自分で取った体験談のメインビジュアル
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本記事にはアフィリエイト広告リンクが含まれます。この記事は本人の体験談をもとにした一般的な情報です。古物商許可の要否や手続きの詳細は、営業の形態や管轄によって判断が変わります。最終確認は必ず管轄警察署(生活安全課)または行政書士に行ってください。
この記事で伝えたいこと

古物商許可は、行政書士に頼まなくても自分で取れます。僕がかかったのは費用約20,000円・警察署2回・申請から約40日。一番大事なのは「最初に管轄の警察署へ電話すること」。これだけで失敗の大半は消えます。

中古せどりを始める前、僕が一番ビビっていたのは仕入れでも販売でもなく、「古物商許可」という4文字でした。調べれば調べるほど「無許可営業」「罰則」みたいな言葉が出てくる。新品せどりで負債400万円まで落ちて、中古で立て直すと決めたのに、入口で法律の壁が立ちはだかった気分でした。

先に結論を言います。古物商許可は、行政書士に頼まなくても自分で取れました。かかったお金は申請手数料19,000円と書類代で合わせて約20,000円。警察署に行った回数は2回。申請から許可の連絡までは約40日でした。

この記事では、僕が実際にやった手順をそのまま書きます。必要書類の集め方、警察署での流れ、聞かれたこと、取った後にやる義務まで。これから中古せどりを始める人が、僕みたいに入口で1か月ビビって止まらないように書きました。

正直に言うと、僕は最初の1か月、リサイクルショップで「これ仕入れたら儲かるやろな」という商品を眺めては、手ぶらで帰っていました。許可がないから仕入れられない。でも警察署に電話する勇気も出ない。あの宙ぶらりんの時間が一番もったいなかった。だからこの記事は、過去の僕に渡すつもりで書いています。

クロタ
クロタ

わかるで。でも実際は「書類を集めて、窓口に出して、待つ」だけや。怖さの正体は知らんことや。この記事で全部見える化するから、読み終わる頃には警察署に電話できるようになってるで。

約20,000円かかった費用の合計
2回警察署に行った回数
約40日申請から許可までの日数

そもそも自分に必要?判断の軸は「転売目的の仕入れ」

最初に、いる・いらないの整理です。ポイントは利益が出たかどうかではなく、「売る目的で中古品を仕入れたかどうか」です。自分が使っていた服やゲームを売るだけなら、原則として許可はいりません。でも、リサイクルショップやフリマアプリで「売るために」中古品を買って販売するなら、古物営業法の許可が必要になります。中古せどりは、まさにこれです。

古物商許可が必要かどうかの判断フロー図解
「売る目的で中古品を仕入れたか」が判断の軸。不用品販売は原則不要

ここを曖昧にしたまま「バレへんやろ」で進むのはおすすめしません。古物営業法には無許可営業への罰則(3年以下の懲役または100万円以下の罰金)が定められています。せっかく月数万円の利益を積み上げても、土台が違法では意味がない。中古せどりを事業として続けるなら、許可は最初に取る「装備」です。

判断に迷うケースは警察署へ

「もらい物を売る」「海外から仕入れる」「新品だけど一度人手に渡ったもの」など、線引きが難しいケースもあります。ネットの情報(この記事も含む)で自己判断せず、管轄警察署の生活安全課に電話で確認してください。匿名でも普通に答えてくれます。

かかったお金と日数の全部

僕が実際に払ったお金を全部並べます。行政書士の見積もりも取ったので、比較できるようにしておきます。

項目金額・日数メモ
申請手数料19,000円都道府県の証紙等で納付。不許可でも返金されない
住民票(本籍記載)数百円マイナンバーの記載なしで取る
身分証明書数百円本籍地の市区町村が発行。運転免許証とは別物
古物商プレート約2,000円許可後に作成。ネット注文でOK
合計(自分でやった場合)約20,000円+警察署2回ぶんの時間
行政書士に頼んだ場合+40,000〜60,000円前後書類集めから代行。相場は地域・事務所で変わる

日数は、書類集めに1週間(本籍地が遠くて郵送請求したため)、申請から許可の連絡まで約40日でした。申請してから40〜60日待つのが標準なので、中古せどりを始めたい日から逆算して、2か月前には動き始めるのがおすすめです。

クロタ
クロタ

せやから一発で通すために、申請前の電話確認が大事なんや。ここからは僕が実際にやった流れを順番に見せるで。

警察署1回目:電話と事前相談で「地雷」を全部潰す

僕が最初にやったのは、書類集めではなく管轄警察署の生活安全課への電話でした。「古物商許可を申請したいので、必要書類と窓口の空いている日を教えてください」。これだけです。担当の方は拍子抜けするくらい丁寧で、必要書類のリストと、僕のケースで追加でいるものを教えてくれました。

ここで大事な発見がありました。必要書類は管轄や営業形態によって微妙に変わるんです。ネットの記事だけ見て書類を集めると、「うちの署ではこれもいります」と言われて二度手間になる。逆に、先に電話して聞いたリストどおりに揃えれば、窓口で突き返されることはほぼありません。

電話のあと、僕は一度警察署に行って事前相談もしました。聞かれたのは「どこで仕入れて、どこで売るのか」「営業所はどこか」「ネット販売はするのか」。フリマアプリで売る場合の扱いは管轄によって案内が変わるので、自分の販売方法を正直に伝えて、言われたとおりに準備するのが一番安全です。

参考までに、僕が実際に聞かれた質問と答えはこんな感じでした。「どんな品物を扱いますか」→「中古のゲームソフトやDVD、生活用品です」。「仕入れはどこで」→「リサイクルショップと、フリマアプリです」。「売り先は」→「主にフリマアプリです」。飾らず普通に答えれば大丈夫です。嘘をつかない、分からないことは分からないと言う。窓口の方は申請を落とすためではなく、正しく受理するために聞いています。

警察署の生活安全課で古物商許可の事前相談をする場面
1回目は事前相談。聞かれるのは「何をどこで仕入れて、どこで売るか」

必要書類5点セットと集め方

僕(個人申請)が用意した書類はこの5点です。法人の場合は登記事項証明書などが追加になります。

古物商許可の必要書類5点の図解
申請書と誓約書は警察署やサイトで入手。住民票と身分証明書は役所で取る
  • 許可申請書:警察署の窓口か、都道府県警のサイトからダウンロード。
  • 誓約書:欠格事由に当てはまらないことを誓約する書類。様式どおりに記入。
  • 略歴書:直近5年分の経歴を書く。空白期間も「無職」と正直に書いてOK。
  • 住民票の写し本籍地の記載あり・マイナンバーの記載なしで取るのが基本。
  • 身分証明書:運転免許証のことではなく、本籍地の市区町村が発行する証明書。破産手続中でないこと等の証明。遠方なら郵送請求できる。

つまずきやすいのは最後の「身分証明書」です。名前から運転免許証やマイナンバーカードを想像しますが、まったくの別物。本籍地の役所でしか取れないので、本籍が遠い人は郵送請求のぶん日数を見ておいてください。僕はここで5日使いました。

URLの届出について

自分のネットショップやオークションのページを使って売る場合、URLの届出が必要になることがあります。フリマアプリのアカウントページの扱いは管轄によって案内が異なるため、事前相談のときに自分の販売先を伝えて確認してください。

申請当日から許可までの5ステップ

古物商許可の申請から許可までの5ステップ図解
予約して出す。あとは待つだけ。標準処理期間は40日前後

ステップ1:窓口を予約して申請に行く

担当者が不在だと出直しになるので、必ず電話で日時を決めてから行きます。持ち物は書類5点と申請手数料19,000円、印鑑、身分確認できるもの。僕は念のため仕入れ予定の店のメモも持っていきました。

ステップ2:書類チェックと質問タイム

窓口で書類を1枚ずつ確認されます。聞かれたのは事前相談と同じく「何を扱うか」「どこで売るか」が中心でした。取り扱う品目(道具類、衣類、書籍など)をここで決めるので、迷ったら「将来扱うかもしれない品目」も含めて相談してください。あとから品目を追加する手続きもありますが、最初に入れておく方が楽です。

品目は全部で13区分あります。僕は中古のゲーム・DVD中心だったので「道具類」をメインに、将来も見据えて相談しながら決めました。ここで品目を絞りすぎて、あとから「衣類も扱いたいのに区分が無い」となる人が結構いるそうです。仕入れの幅=品目の幅。中古せどりは何が安く落ちているか分からない商売なので、扱う可能性のあるものは正直に全部伝えるのがコツです。

ステップ3:手数料19,000円を納付して受理

書類に不備がなければ、手数料を納めて申請完了です。受理されると「ここから審査でおよそ40日」と案内されました。この間は許可が出るまで古物の営業はできません。フライングで仕入れ販売を始めないように。

ステップ4:待つ(約40日)

審査中にやることは特にありません。僕はこの期間に、仕入れ先のリサイクルショップ巡りの下見と、帳簿の仕組みづくりをやっていました。後で書きますが、この待ち時間に開業準備を終わらせておくと、許可が出た日からフルスピードで走れます

ステップ5:許可の連絡が来たら受け取りに行く(2回目)

約40日後、警察署から電話が来て、許可証を受け取りに行きました。これが警察署2回目です。手にした瞬間、正直ちょっと感動しました。これで堂々と中古せどりができる。あの夜ビビっていた自分に「自分で取れるで」と教えてあげたい気分でした。

古物商許可を取るまでの流れを描いた4コマ漫画
ビビって調べた夜から、許可証を受け取るまで

取った後にやること3つ。ここからが本番

許可を取って終わりではありません。古物商には続けるための義務があります。最低限この3つは最初に整えてください。

古物商許可を取った後にやる3つの義務の図解
プレート掲示・古物台帳・相手方の確認。義務は最初に仕組み化する
  • 古物商プレートの掲示:営業所に決まった様式の標識を掲げる。ネットで2,000円前後で作れる。
  • 古物台帳への記録:一定の取引について、日付・品目・相手方などを記録して保存する。
  • 取引相手の確認:買い取りの際などに相手方の住所・氏名・職業・年齢を確認する義務がある。

古物台帳といっても、専用の高い道具はいりません。市販の古物台帳ノートでも、Excelやスプレッドシートでも、決められた項目(取引の日付、品名と数量、特徴、相手方の情報など)が記録され保存できれば形式は柔軟です。僕はスプレッドシートで「仕入れた日に1行書く」運用にしました。売れてからまとめて書こうとすると確実に破綻するので、仕入れ当日に書く。これも帳簿と同じで、ためないことがすべてです。

どの取引で記録や確認が必要になるかは、品目や金額によって細かい決まりがあります。自分の扱う品目でどこまで求められるかは、許可証を受け取るときに窓口で聞いておくと確実です。僕はこのタイミングで「フリマアプリ仕入れの場合の相手方確認はどうするか」も確認しました。

ここで大事なのは、古物台帳と、税金のための帳簿は別物だということです。古物台帳は古物営業法のための記録、会計帳簿は確定申告のための記録。僕は両方をサボって2月に地獄を見かけたので、台帳と帳簿は「売れたら書く」をセットの習慣にしました。帳簿の整え方は別の記事に全部書いています。

自分でやる?行政書士に頼む?判断基準はシンプル

僕は自分でやりましたが、誰にでも「自分でやれ」とは言いません。判断基準はシンプルで、「平日に警察署と役所に行ける時間があるか」です。書類集めと窓口対応で、トータル半日×2〜3回ぶんの平日時間を使います。

自分でやる行政書士に頼む
費用約20,000円約60,000〜80,000円(手数料込み)
時間平日に半日×2〜3回ほぼお任せ。警察署同行も頼める
向いている人時間を作れる人・流れを理解したい人本業が忙しい人・書類が苦手な人

浮いた4〜6万円は、中古せどりなら仕入れ資金として相当大きい。100円仕入れなら何百個ぶんです。ただ、平日に動けず開業が2か月遅れるくらいなら、頼んで早く始める方が結果的に得という考え方もあります。自分の時給で考えてください。

僕が実際に使った時間も書いておきます。警察署への電話と事前相談で半日、役所と郵送請求での書類集めにのべ半日+待ち5日、申請当日に半日、受け取りに半日。作業時間だけならトータル2日ぶんでした。この2日を「勉強代としては安い」と思えるなら自分で、思えないなら頼む。それくらいの感覚でいいと思います。

書類づくりが不安なら、単発で相談する手もある

ココナラには古物商許可の申請サポートや相談を受けている行政書士・経験者がいます。丸投げの前に「自分のケースで何が必要か」を単発相談で確認するだけでも、不安はかなり消えます。

許可待ちの40日でやっておく開業準備

ステップ4で書いたとおり、審査中の約40日は「待ち時間」ではなく「無料でもらえる開業準備期間」です。僕がこの期間にやったのは3つ。仕入れ先の下見、販売アカウントの整備、そしてお金まわりの仕組みづくりです。

お金まわりで具体的にやったのは、開業届の準備と、せどり専用の銀行口座・クレジットカードを分けること、クラウド会計ソフトの無料登録です。許可が出てから整えるのでは遅い。売れ始めると、レシートと取引記録は待ったなしで積み上がっていきます。

開業届には提出のタイミングがあり、青色申告の特別控除を受けたい場合は青色申告承認申請書の提出期限もセットで関わってきます。期限は開業日や時期によって変わるので、開業届と青色申告の申請はセットで、早めに税務署か国税庁サイトで確認しておいてください。僕は1年目にここを知らずに白色申告になり、控除をひとつ取り損ねました。

会計ソフトはfreee・マネーフォワード・弥生のどれでも機能は足ります。無料で試して、画面が嫌にならなかったものを選ぶのが正解です。選び方の詳細は確定申告の記事に書いたので、ここでは入口だけ置いておきます。

許可待ちの40日で、お金の仕組みを作っておく

どれも無料で試せます。開業届の作成サポートから帳簿・確定申告まで、この期間に1つ選んで慣れておくと、許可が出た日からフルスピードで走れます。

よくある疑問(僕が警察署と専門家に確認したこと)

無許可で中古せどりをするとどうなる?

古物営業法では、無許可営業に3年以下の懲役または100万円以下の罰金という罰則が定められています。さらに一度この違反をすると、その後5年間は許可が取れなくなる欠格事由に当たります。「あとで取ればいい」が通用しない、取り返しのつかないパターンなので、中古の仕入れ販売を始める前に取る。これだけは守ってください。

賃貸の自宅でも営業所にできる?

僕は持ち家だったので問題ありませんでしたが、賃貸の場合は契約上の用途(居住専用かどうか)や、大家さん・管理会社の承諾が論点になることがあります。管轄によって求められる書類が変わるところなので、事前相談のときに「賃貸の自宅を営業所にしたい」と正直に伝えて、指示どおりに準備するのが確実です。

自分の不用品を売るだけでも許可がいるの?

自分や家族が使っていたものを売るだけなら、原則として許可は不要とされています。許可が必要になるのは「売る目的で中古品を仕入れる」場合です。ただし、不用品販売のつもりでも仕入れと区別がつかない売り方になっているケースもあるので、迷ったら警察署に確認してください。

申請してからどれくらいで許可が出る?

標準的には申請の受理から40日前後と案内されることが多く、僕も約40日でした。土日や年末年始を挟むと伸びることがあります。始めたい時期が決まっているなら、2か月前には書類集めを始めるのがおすすめです。

審査で落ちることはある?

欠格事由(破産手続中、一定の前科、暴力団関係など)に当てはまらず、書類が揃っていれば、個人のせどり目的で落ちるケースは多くないと言われています。ただし手数料19,000円は不許可でも返金されません。不安要素がある人は、申請前に警察署か行政書士に相談してからお金を払うのが安全です。

品目はあとから増やせる?

増やせます。取り扱い品目の追加は変更の手続きで対応できます。ただし手続きの手間はかかるので、申請のときに「将来扱う可能性があるもの」まで含めて窓口で相談しておくのが楽です。僕は最初に幅を持たせておいたおかげで、扱うジャンルを広げるときに追加手続きなしで済みました。

個人と法人、どっちで取るべき?

個人で取った許可は法人には引き継げません。あとで法人化すると、法人として取り直しになります。とはいえ、これから中古せどりを始める段階なら、まず個人で取って始めるのが一般的です。最初から法人化を視野に入れている人は、タイミングを行政書士や税理士に相談してから動く方が無駄がありません。

メルカリやヤフオクで売るだけでも必要?

販売先がフリマアプリかどうかは関係なく、「売る目的で中古品を仕入れているか」で決まります。店舗で仕入れてメルカリで売る中古せどりは、販売先がアプリでも許可が必要です。アプリ側も規約で法令順守を求めているので、アカウントを守る意味でも先に取っておきましょう。

まとめ:許可は「壁」じゃなくて、最初の装備や

古物商許可は、調べているときが一番怖くて、動き始めたら拍子抜けするほど事務的な手続きでした。最初に警察署へ電話する。それだけで、この壁はただの手順に変わります。

そして許可は取って終わりではなく、古物台帳・帳簿・仕入れの判断と、中古せどりの土台につながっていきます。僕の失敗と立て直しはシリーズで全部書いているので、これから始める人は順番に読んでみてください。

せどり体験談シリーズの地図。古物商許可は最初の装備
許可→仕入れ→初売れ→帳簿。シリーズでつながっている

仕入れ用のクレジットカードと経費管理の整理は中古せどりのクレジットカード記事にまとめています。

クロタ
クロタ

それがこの記事のゴールやで。許可は中古せどりの入場チケットや。2か月後の自分のために、今日の5分の電話から始めてみてや。

出典・公式情報(最終確認は必ず公式で)

※本記事は筆者個人の体験談です。必要書類・手続き・費用・処理期間は管轄や時期、営業形態によって異なります。必ず管轄警察署(生活安全課)または行政書士にご確認ください。

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