
本記事には楽天ROOM・もしもアフィリエイト等のアフィリエイト広告リンクが含まれます。この記事は本人の体験談をもとにした一般的な情報で、仕入れの成果や利益を保証するものではありません。中古品の仕入れ販売には古物商許可が必要です。店舗でのマナーやルールを守ってお買い物ください。
仕入れ初日は、稼ぐ日ではなく「店に慣れる日」です。僕の初日は3店舗・4時間で、買えたのは8個、使ったお金は約3,000円。でもその8個の中に、後に初めて売れる100円のブルーレイが入っていました。初日の正解は、小さく買って帰ってくることです。
古物商許可証を受け取った3日後の土曜日、僕は人生初の「仕入れ」に行きました。前の晩、正直あんまり眠れませんでした。会社を辞めて、新品せどりで失敗して、中古で立て直すと決めて、許可も開業届も揃えた。ここからは言い訳できへん。そんな気持ちで、近所のリサイクルショップの開店時間に合わせて家を出ました。
先に結果を言います。回ったのは3店舗、かかった時間は移動込みで約4時間。買えたのは8個で、使ったお金は約3,000円。1店舗目では1個も買えませんでした。手ぶらで店を出るときの、あの「自分には向いてないかも」という気持ちまで含めて、ぜんぶ書きます。
そして大事なことをひとつ。この日の戦利品の中に、ワゴンで100円だったブルーレイが3本ありました。そのうちの1本が、数日後に僕の「初売れ」になり、手元に約1,400円の利益を残してくれます。初日の僕はそんなこと知りません。ただビビりながら、小さく買って帰っただけです。それでよかったんやと、今なら分かります。
🔍 仕入れ初日クイズ
僕の仕入れ初日、3店舗を4時間まわって買えたのは何個だったと思いますか?
🅰 「10個以上ガッツリ買えた」と思った人 ▼
🅱 「数個だけだと思う」と思った人 ▼
仕入れ初日って、何から見ればいいのか分からなくて固まりそう…。
実際、僕は1店舗目で1時間半固まったで(笑)。せやからこの記事は「初日に何を見て、何を買って、何を見送ったか」を時系列でそのまま見せる。読み終わったら、初日の動き方が具体的にイメージできるはずや。
行く前に決めた3つのルール
初日の朝、ノートに3つのルールを書いて家を出ました。新品せどり時代の僕は「行ってから考える」で資金を溶かしたので、今回は先にルールを決めて、ルールに従うだけの状態にしておきたかったんです。

- 予算は5,000円まで:財布に現金5,000円だけ。物理的に使いすぎられない状態にする。
- 「買ってはいけない商品リスト」を持参:大型・ノーブランド服・動作確認できない家電などは見ない。リストの中身はNG品7選の記事に書いたとおり。
- 迷ったら買わない:「儲かるかも」は買う理由にしない。「売れる根拠を自分で説明できる」ものだけ買う。
結果から言うと、この3つのルールが初日の僕を守ってくれました。特に3つ目。初日は何を見ても「儲かるかも」に見えるんです。初日の「全部光って見える」現象は、知識やなくて興奮です。ルールがなかったら、僕は確実に予算を超えてゴミを買っていました。
1店舗目:1時間半ウロウロして、1個も買えなかった
開店と同時に入った1店舗目。結論、1時間半いて、買えたのは0個でした。原因ははっきりしています。全部のコーナーを順番に見ようとしたんです。家電、食器、服、おもちゃ、本、ゲーム……。広い店内を端から舐めるように歩いて、どれを手に取っても「これは儲かるんか?」が分からない。情報量に脳が溺れて、足だけ疲れていきました。
フリーズしていた間、頭の中はこんな実況でした。「この炊飯器、安いんか?高いんか?」「店員さんにジロジロ見られてる気がする」「隣のおっちゃん、慣れた手つきで籠に入れてる。あれがプロか」。いま思えば店員さんは何も気にしていないし、隣のおっちゃんはただの買い物客です。初日の敵は、相場でも競合でもなく、自意識でした。
店を出るとき、本気で「向いてないかも」と思いました。でも車の中で深呼吸して、気づいたんです。全コーナーを見る必要なんてない。自分が相場をイメージできる場所だけ見ればいい。僕の場合、それはブルーレイ・DVD・ゲームでした。昔から好きで、定価も人気作もなんとなく分かる。次の店では、メディアコーナーだけに直行すると決めました。
いま思えば、この「1店舗目の失敗」が初日最大の収穫でした。これを読んでいるあなたは、僕の1時間半を省略してください。初日は、自分が一番詳しいジャンルの棚の前だけに立つ。これだけで初日の景色が変わります。
2店舗目:メディアの棚に直行して、最初の1個が買えた

2店舗目では、入口から迷わずメディアコーナーへ。棚の前に立って、まずやったのは「値札を見る前に、知ってる作品を探す」ことでした。知ってる作品なら、人気があったかどうか、特典付きの版があるか、自分の記憶で判断材料が増えるからです。
そこで見つけたのが、ワゴンの中の100円ブルーレイたちでした。スマホでフリマアプリの売れた履歴を見ると、同じものが数百円〜千円台で実際に売れている。「100円で買って、送料と手数料を引いても数百円残る」が自分の頭で計算できた瞬間、初めて商品をカゴに入れられました。手が震えたのを覚えています。たった100円やのに。
相場の見方も、初日に覚えた手順をそのまま書いておきます。見るのは「出品中」ではなく「売り切れ」。出品中の価格は希望でしかなく、売り切れの価格が現実です。そのうえで、直近でちゃんと売れているか、送料込みの価格か、商品の状態は自分が買おうとしているものと同じくらいか。この3点を確認して、仕入れ値と送料・手数料を引いてもお金が残るなら買い。「売り切れを見る」だけは、初日から絶対に守ってください。
この店では100円ブルーレイを3本、状態の良いゲームソフトを2本買って、合計約1,100円。レジで「事業で使うのでレシートください」と言うのも初めてで、ちょっと声が裏返りました。でもこのレシートが、後の帳簿と古物台帳の1行目になります。
売れた通知が来た夜のこと、手元にいくら残ったかは、初売れの記事に全部書きました。初日とセットで読むと話がつながります。
初売れの体験談を読む3店舗目と、見るコーナーの優先順位
3店舗目は少し慣れてきて、メディアの次に小物のおもちゃと生活雑貨ものぞきました。買えたのは、おもちゃ1個と生活雑貨2個、合わせて約1,900円。初日の合計はこれで8個・約3,000円です。

- 1番目:自分が詳しいジャンル:僕ならブルーレイ・DVD・ゲーム。相場の当たりがつくから判断が速い。
- 2番目:小さくて軽いもの:おもちゃ・小物雑貨。送料が読みやすく、失敗しても傷が浅い。
- 3番目:それ以外は「見るだけ」:服・大型家電・ブランド品は、初日は情報収集だけ。買うのは知識がついてから。
3店舗回って、もうひとつ大きな発見がありました。同じような商品でも、店によって値段が全然違うんです。1店舗目で980円だったゲームソフトと同じものが、3店舗目では480円。リサイクルショップの値付けは、本部の相場表だけでなく、店ごとの在庫事情や担当者の判断で揺れます。この「揺れ」こそが中古せどりの利ざやの源泉なんやと、3店舗目の棚の前で腑に落ちました。だから店を回る意味があるし、通い慣れた店が増えるほど有利になるわけです。
ちなみにこの日、買わずに見送った商品は20個以上あります。「安いけど送料で消えそう」「動作確認できへん」「相場が分からん」。見送った理由をスマホにメモしておいたら、これが後からめちゃくちゃ効きました。見送りメモは、次の仕入れの教科書になります。
初日の戦利品、全8個の中身

| 買ったもの | 数 | 仕入れ値の目安 |
|---|---|---|
| ブルーレイ(ワゴン100円) | 3本 | 300円 |
| ゲームソフト | 2本 | 約800円 |
| 生活雑貨(未使用に近いもの) | 2個 | 約1,300円 |
| おもちゃ(人気キャラもの) | 1個 | 約600円 |
| 合計 | 8個 | 約3,000円 |
平均すると1個あたり約375円。正直、ショボい数字に見えるかもしれません。でも、この8個を出品して売っていく過程で、検品・撮影・説明文・梱包・発送・記録というせどりの全工程を、小さい金額のまま一周練習できた。これが初日に3,000円で買えた本当の商品やったと思っています。
🔍 仕入れ実践クイズ
2店舗目のワゴンに100円のブルーレイ。買うかどうか、初日のあなたなら最初に何を見ますか?
🅰 「フリマアプリの“出品中”の価格」を見ると答えた人 ▼
🅱 「フリマアプリの“売り切れ(売れた履歴)”の価格」を見ると答えた人 ▼
もっとドカンと仕入れるのかと思ってた。3,000円でいいんだ…。
初日にドカンといくのは、泳ぎ方を知らんのに沖に出るようなもんや。僕は新品せどり時代にそれで溺れた。初日の目標は利益やなくて「全工程を一周すること」。これは覚えといてや。
初日の持ち物。実際に役立ったのはこの5つ

- スマホ:相場確認の命綱。フリマアプリの「売れた履歴」で実際に売れた価格を見る。
- モバイルバッテリー:相場を調べまくると電池がすぐ減る。初日は特に。
- 現金(予算ぴったり):使いすぎ防止。カードはあえて置いていった。
- メモアプリか小さいノート:見送った商品と理由、店の特徴を記録する。
- 大きめのエコバッグ:意外と忘れがち。戦利品を抱えて歩くのはしんどい。
服装は、動きやすくて手が空くものなら何でもいいです。僕はいつものパーカーにリュックでした。しゃがんで下段の棚を見たり、ワゴンを掘ったりするので、両手がふさがるトートバッグより、背負えるリュックが楽です。あと、店内は意外と暑い。脱ぎ着できる服装やと、4時間の長丁場でも消耗しません。
逆に、要らんかったものは「気合いの入った装備感」です。バーコードリーダーとか専用工具とか、初日には何も要りません。普通の買い物客と同じ見た目で、静かに棚を見る。店舗とほかのお客さんへの礼儀としても、これが一番です。
商品を長時間占有したり、棚の前をふさいだり、店内で大声で電話したりするのはマナー違反です。お店によっては店内での価格調査を快く思わないところもあります。手早く確認して、買わないものは元の場所へきれいに戻す。お店があってこその中古せどりです。
初日の持ち物を買い足すなら
スマホと現金だけでも始められます。足りないものだけ、仕入れ初日の動きを止めないための道具として少量でそろえる前提です。価格や在庫は変わるので、購入前に商品ページで確認してください。
店内で相場を調べるとスマホの電池が減ります。PSE表示など安全面も確認して選びます。
両手を空けて棚を見やすくするためのリュック。買いすぎ防止にも、容量を決めておくと楽です。
見送った商品や店ごとの特徴を残すメモ用。スマホメモ派でも、小さい紙があると早い場面があります。
仕入れ先から帰った後の手元や小物まわりの拭き取り用。商品に使う時は素材への影響に注意します。
写真が暗い時の補助ライト。自然光で足りない日だけ使うくらいで十分です。
初日にやらかした失敗3つ(あなたは避けてください)
失敗1:時間配分を決めずに回った。1店舗目に1時間半使った結果、3店舗目は閉店前の駆け足になりました。次からは「1店舗45分まで」とタイマーをかけるようにして、回れる店が1.5倍に増えました。
失敗2:状態確認が甘かった。戦利品8個のうち1個、生活雑貨の1つは家で見たら目立つ傷があって、結局出品できませんでした。約350円の勉強代です。それ以来、「店の照明の下で、全面をゆっくり1周見る」を買う前の儀式にしています。
失敗3:疲れてからの判断が雑になった。3店舗目の最後のほう、「もう今日はこれでええか」で買いかけた商品がありました。一回カゴに入れて、レジ前で戻した。疲れたら買わない。これも大事なルールです。
🔍 初日のNG行動クイズ
上の失敗3つ。仕入れ初日に「一番やりがち」なのは、次のうちどっちだと思いますか?
🅰 「時間配分を決めずに、1店舗目をじっくり見すぎる」と思った人 ▼
🅱 「疲れた終盤に、判断が雑になって買いかける」と思った人 ▼
帰ってからが本番。その日のうちにやった3つ
家に帰って、まずやったのは戦利品を並べて写真を撮ること……ではなくて、レシートを月別封筒に入れて、古物台帳と帳簿アプリに記録することでした。開業4部作で散々書いたとおり、記録は「その日のうち」が鉄則です。買った日の記憶があるうちなら、1分で終わります。
出品作業を初日のうちに終わらせられたのには、コツがあります。写真は1個ずつ撮らずに、窓際の自然光で8個まとめて撮影会にしたこと。説明文は最初の1個で「商品名・状態・付属品・発送方法」の型を作って、2個目からはコピーして書き換えただけ。完璧な出品ページより、まず並べることを優先しました。直すのは売れ行きを見てからでいい。初日は「丁寧に1個」より「そこそこで5個」です。

それから検品と撮影をして、その夜のうちに8個中5個を出品しました。残りは翌日。初日に買って、初日に出品まで終わらせた。このスピード感だけは、初日の自分を褒めてやりたいところです。売れた後の発送の段取りは、即発送の記事に書いたとおりに準備しました。
仕入れた8個を90分かけて検品した夜の続きの話です。1個は白い傷で出品断念(350円の勉強代)、1個は電池ボックスの液漏れ跡からの復活劇。検品の3ステップ・ジャンル別チェック・道具5点まで全部書きました。
検品のやり方を読む仕入れ資金の管理面では、この日の3,000円もせどり専用口座から下ろした現金で払っています。生活費と混ぜない。これも開業届の記事と帳簿の記事で書いた仕組みのおかげで、初日から迷いませんでした。仕入れ用のカードを作る話は中古せどりのクレジットカード記事にまとめています。
「自分の地域ならどの店がいいか」「この商品は買いか」みたいな個別の悩みは、ココナラで現役のせどり経験者に単発相談できます。僕も情報共有の仲間に何度も救われました。
よくある疑問(初日の僕が知りたかったこと)
初日の予算はいくらがいい?
僕は5,000円にして、実際に使ったのは約3,000円でした。金額そのものより「上限を決めて現金だけ持っていく」ことが大事です。初日は判断力がまだ育っていないので、失っても勉強代と笑える金額に抑えるのが正解だと思います。
初日からいくら儲かる?
期待しているところ申し訳ないですが、初日の時点では利益はゼロです。買っただけなので。僕の場合、初日の8個が売れていって手元にお金が残り始めたのは数日後からでした。初日に利益目標を立てるのはおすすめしません。目標は金額やなくて「全工程を一周すること」。利益の話は、初売れの記事と500円利益の記事に続きます。
どの店から行けばいい?
家から一番近い総合リサイクルショップで十分です。初日は「掘り出し物がある店」より「通いやすい店」。同じ店に何度も通うと、値札の付け方や商品の回転が見えてきて、それ自体が武器になります。
何時ごろ行くのがいい?
僕は開店直後に行きました。人が少なくて棚をゆっくり見られるからです。ただ、店舗によって品出しのタイミングは違うので、何回か通って自分の店のリズムをつかむのがいちばん確実です。
店内でスマホで相場を調べてもいい?
禁止されているお店もあるので、店のルールと雰囲気に従ってください。いずれにしても、商品や通路を長時間占有しない、買わないものはきれいに戻す、はマナーとして必須です。堂々とではなく、謙虚に。お店があってこその商売です。
1個も買えなかったら失敗?
失敗ではありません。僕も1店舗目は0個でした。「買えない理由」をメモして帰れば、それは次回の判断材料という立派な戦利品です。むしろ初日に無理やり買い物カゴを埋めるほうが、後で在庫とお金を圧迫します。
古物商許可証は持って行くべき?
店頭で個人として普通に買い物をするだけなら提示を求められることはまずありませんが、僕は許可証番号の控えを財布に入れています。事業としての買い物だという自覚にもなりますし、レシートをもらう習慣ともセットです。なお、許可が必要かどうかの話は古物商許可の記事で確認してください。
車がないと無理?
初日に関しては、電車や自転車でも全く問題ありません。むしろ持ち帰れる量に物理的な上限があるのは、買いすぎ防止になります。小さくて軽いものから始めるなら、リュック1つで十分です。大型品を扱うようになってから考えれば大丈夫です。
「これ、いくらで売れる?」の答え合わせはオークファンで。過去の落札・販売相場を調べれば、仕入れの判断ミスがグッと減ります。無料でも使えます。
オークファンで相場を調べる ▶まとめ:初日の正解は「小さく買って、帰ってくる」
仕入れ初日にすごい商品を見つける必要はありません。初日の目標は、買う→出品する→記録するの一周を、小さい金額で回しきること。僕の場合、その一周のなかに100円のブルーレイが入っていて、それが数日後の初売れになり、月18万円の立て直しにつながっていきました。
ビビりながらの3,000円が、全部の始まりでした。この記事を読んだあなたの初日が、僕の1店舗目より少しだけスムーズになれば、書いた甲斐があります。

初日の見送り判断はこのリストに支えられました。100円でも拾ったら損する商品の見分け方です。
NG商品7選を読む初日の8個はぜんぶ小粒です。でも小さい利益を積める人だけが残る世界やと、僕は思っています。
500円利益の記事を読む中古品を売る目的で仕入れるなら古物商許可が先です。費用19,000円・約40日で自分で取った手順を書いています。
古物商許可の体験談を読む初日って、たった3,000円の話なのに、なんかドラマやね…。私も近所のリサイクルショップ、のぞいてみよかな。
それでええんやで。まずは買わんでもいい、棚の前に立ってみることや。初日の一歩が一番重い。踏み出したら、あとはこのシリーズが道案内するで。
※本記事は筆者個人の体験談です。仕入れの成果を保証するものではありません。中古品を売る目的で仕入れるには古物商許可が必要です。店舗ごとのルール・マナーを守ってご利用ください。







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