
本記事には楽天ROOM・もしもアフィリエイト等のアフィリエイト広告リンクが含まれます。この記事は本人の体験談をもとにした一般的な情報で、販売の成果や利益を保証するものではありません。相場や手数料は時期によって変わるため、最終確認は各フリマアプリの公式情報で行ってください。また、中古品を売る目的で仕入れるには古物商許可が必要です。
仕入れで見るべきは「商品の見た目」ではなく「売れた値段」です。僕は最初、店で安くてキレイなものを見た目だけでガンガン買って、売れ残りと赤字で約4万円分の在庫が部屋で固まりました。立て直せたのは、メルカリで同じ商品を検索→「売り切れ」だけに絞り込む→実際に売れた価格を見るという30秒の作業を、買う前に必ずやるようにしてからです。相場を見て、利益額×回転で買うか決める。たったこれだけで、仕入れは「ギャンブル」から「計算」に変わります。
中古せどりを始めて2週間目の夜の話です。仕入れ初日のルポでは8個だけ慎重に買ったのに、慣れてきた僕は調子に乗っていました。リサイクルショップの棚を見て「これ300円?安っ。絶対売れるやろ」「これもキレイやしいける」と、カゴにポンポン入れていく。1回の買い物で20個。レジで5,000円。エコバッグはパンパンで、その重さが全部「未来の利益」に感じました。あの夜の僕は、1個も相場を調べていませんでした。
結果を先に言います。その20個のうち、出品して1ヶ月で売れたのは4個。残り16個は売れ残りました。しかも出品してから知ったのです。僕が500円で仕入れたゲームソフトは、メルカリで売れている相場が400円でした。手数料と送料を引いたら、売れても赤字。「安い」と思って買ったものは、ぜんぜん安くありませんでした。気づけば部屋の隅に、売れない在庫が約4万円分。お金が商品に化けたまま、戻ってこない。これが「資金が詰まる」という感覚かと、血の気が引きました。
何がいけなかったのか。答えは一つだけでした。僕は「出品されている値段」を見て安いと判断していた。でも出品中の値段は、ただの「売り手の希望」です。誰も買っていないかもしれない。本当に見るべきなのは、「実際に売れた値段」でした。この記事は、その夜から僕が立て直すまでにやったことを、相場の調べ方から店内30秒の判断、利益計算、買う・買わないの線引きまで、全部書きます。2週間前の自分に渡すつもりで書いています。
え、出品されてる値段を見るんじゃダメなの…?安く売られてるものを見つければいいんだと思ってた。
それでな、僕は4万円分の在庫を部屋で固まらせたんや(笑)。出品中の値段は「売れてへん値段」かもしれん。1万円で出てても、誰も買わんかったら1万円の価値はないやろ。見るべきは「いくらで出てるか」やなくて「いくらで売れたか」。ここを変えただけで、僕の仕入れは別物になったで。

なんで「相場」を見ないと、ほぼ確実に赤字になるのか
同じ商品でも、見るべき数字は2種類あります。一つは出品中の値段(言い値)=売り手が「これで売れたらいいな」と付けた希望価格。もう一つは売り切れの値段(成約値)=誰かが実際にお金を払って買った値段。僕が赤字を出したのは、言い値を相場だと勘違いしていたからでした。判断に使っていいのは、成約値のほうだけです。下の3つの理由を読むと、なぜそうなるかがはっきりします。
理由はシンプルで、中古せどりの利益は「売れる値段」から逆算して決まるからです。仕入れ値が安いかどうかは、それだけでは何の意味もありません。300円で買っても、その商品が世の中で200円でしか売れていないなら、それは「高い買い物」です。逆に1,000円で買っても、3,000円で売れている商品なら「激安」です。安いか高いかは、仕入れ値だけでは決まりません。売れる値段を知らない限り、安いも高いも判断できないのです。
そして僕がハマった一番の落とし穴が、「出品中の値段」と「売れた値段」を混同していたことです。フリマアプリで商品を検索すると、まず目に入るのは出品中の商品。でもあの値段は、売り手が「これで売れたらいいな」と付けただけの希望価格です。実際にはもっと安くないと売れないことも、そもそも全く売れていないこともある。出品中の値段を相場だと思い込むと、現実より高く見積もってしまう。僕の赤字は、ほぼ全部これが原因でした。
もうひとつ、相場を見ないと分からない大事なことがあります。それは「そもそも売れているのか」です。どれだけ利益が出る商品でも、年に1回しか売れないなら、お金は1年間ずっと固まったままです。相場を調べると、過去にどれくらいの頻度で売れているか(回転)も同時に分かります。利益額と回転、この2つが見えて初めて「買う・買わない」が判断できる。相場リサーチは、その両方を一度に手に入れる作業です。
相場の調べ方は3ステップ。検索→「売り切れ」に絞る→売れた値段を見る

立て直してからの僕が、店内でも家でも必ずやっている手順がこれです。スマホのメルカリアプリ一つでできます。難しい有料ツールは、最初はいりません。順番に意味があるので、そのままやってみてください。
ステップ1:メルカリで「同じ商品」を検索する
まず、目の前の商品とできるだけ同じものを検索します。コツは「商品名+型番」で検索すること。ゲームソフトならソフト名、本ならタイトル、家電なら品番(パッケージや本体に書いてある英数字)を入れます。型番まで入れると、同じ商品だけがズラッと並びます。ふんわり「おもちゃ ロボット」のように検索すると、別物が混ざって相場がぼやけるので注意してください。商品名が分からないときは、スマホのGoogleレンズで写真から検索すると名前が出てくることが多いです。
ステップ2:絞り込みで「売り切れ(販売状況)」だけにチェック
ここが一番大事なステップです。検索結果の画面で「絞り込み」を開いて、販売状況を「売り切れ」だけにチェックします。これで、画面に出てくるのは「実際に売れた商品」だけになります。SOLDの赤い表示が付いたものですね。この一手間が、僕の4万円の赤字を二度と起こさないためのスイッチでした。出品中(販売中)のものは、さきほど言ったとおりただの希望価格なので、判断材料から外します。見るのは、売れたものだけです。
「売り切れ=誰かが実際にそのお金を払って買った」という事実だからです。出品中の値段は「言い値」、売り切れの値段は「成約した値段」。家を買うときも、近所の売り出し中のチラシより、実際にいくらで売れたかのほうが信用できますよね。それと同じです。売れた値段だけが、本当の相場を教えてくれます。
ステップ3:売れた価格の「真ん中あたり」を相場とみなす
売り切れがズラッと並んだら、その価格を上から見ていきます。たまに高すぎ・安すぎの飛び値(限定版だったり、状態がボロボロだったり)が混ざるので、それは無視します。よく出てくる「真ん中あたりの価格」を、その商品の相場とみなします。たとえば売れた価格が「1,200円・1,300円・1,250円・1,800円・1,300円」なら、1,800円は飛び値として外して、相場は1,250〜1,300円くらい、と読みます。神経質に1円単位で当てる必要はありません。ざっくり「だいたいいくらで売れているか」が分かれば十分です。
このとき、売れた商品が並んでいる量と、日付もチラ見しておきます。直近1ヶ月で10個以上売れていればよく動く商品、半年で2〜3個ならゆっくりな商品。これが後で出てくる「回転」の判断につながります。価格と回転、この2つを同時にメモするのが、慣れた人のリサーチです。
店内スマホ30秒。買うか迷ったらこの順番で見る

店でやることも、家と同じ3ステップです。ただ、店だと焦るんですよね。後ろにお客さんがいたり、店員さんの視線が気になったり。だから僕は、店内では「30秒でこの順番だけ見る」と決めています。慣れたら本当に30秒で終わります。
| 秒数の目安 | やること | 見るポイント |
|---|---|---|
| 0〜10秒 | 商品名+型番でメルカリ検索 | 同じ商品が出るか。出なければ深追いしない |
| 10〜20秒 | 「売り切れ」に絞り込む | そもそも売れているか。0件なら需要なし=買わない |
| 20〜30秒 | 売れた値段の真ん中+直近の売れ行きを見る | 相場と回転。頭の中でざっくり利益を引き算 |
この30秒で「相場・回転・ざっくり利益」の3つが頭に入ります。僕は店内で、相場から仕入れ値・手数料・送料を引いて、手元にいくら残るかを暗算します。プラスが十分にあって、ちゃんと売れている商品なら買う。微妙ならスルー。たったこれだけのことを、立て直す前の僕は1回もやっていませんでした。
店の奥は電波が弱くて検索が止まることがあります。僕は一度、電波が悪いのを「めんどくさい」で済ませて、相場を見ずに買って失敗しました。電波が悪いときこそ、入口近くまで戻って必ず調べる。ここを省いた瞬間、また見た目だけの仕入れに逆戻りします。長時間の片手リサーチはスマホの電池も食うので、外で長く回る日はモバイルバッテリーを1つ持っておくと安心です。
店内リサーチを楽にする道具(足りないものだけでOK)
相場リサーチはスマホ1台あれば始められます。今あるもので十分なら、それで十分です。ここでは「片手リサーチが続くと地味に困るところ」を埋める道具だけ並べました。価格や在庫は変わるので、購入前に商品ページで確認してください。



利益計算は引き算だけ。「売れる値段−仕入れ−手数料−送料」
− 仕入れ 300円
− 手数料10% 130円
− 送料 210円
相場が分かったら、次は利益計算です。といっても難しい計算はゼロ。引き算だけです。式はこれだけ覚えてください。
売れる値段 − 仕入れ値 − 販売手数料(約10%) − 送料 = 手元に残るお金
具体例でいきます。相場1,300円のゲームソフトを300円で仕入れたとします。メルカリの販売手数料は売れた金額のおよそ10%なので約130円。送料はゆうゆうメルカリ便のネコポスやゆうパケットだと一般的に200円前後です。
計算すると、1,300 − 300 − 130 − 210 = 660円。これが手元に残るお金(手残り)です。仕入れ300円に対して手残り660円なら、十分プラス。これは買いです。
立て直す前の僕の500円ゲームソフトでやってみましょう。相場は400円でした。400 − 500 − 40 − 210 = マイナス350円。売れた瞬間に350円損する商品を、僕は「安い」と思って買っていたわけです。引き算をしていれば、絶対に手は出さなかった。この式を店内でやるかやらないか。それだけで、利益が出る人と在庫を抱える人に分かれます。
手数料率や送料は、フリマアプリやサービスによって、また時期によって変わります。本記事の数字はあくまで一般的な目安です。実際に計算するときは、使うアプリの最新の手数料・送料表を必ず確認してください。送料は商品の大きさと重さで決まるので、迷ったら「一番高い送料」で計算しておくと、あとで利益が削れて泣くことがありません。安全側で見積もるのがコツです。
買う・買わないは「利益額 × 回転」の2軸で決める
利益が出ると分かっても、まだ即決はしません。最後にもう1軸、「回転(どれくらい速く売れるか)」をかけ合わせます。利益額だけで買うと、利益は出るけど何ヶ月も売れない在庫を抱えてしまうからです。僕の4万円の在庫の中にも、「売れれば利益は出るけど、半年に1個しか売れていない」商品がけっこう混ざっていました。利益が出る=買い、ではないのです。
| タイプ | 利益額 × 回転 | 判断 |
|---|---|---|
| 理想 | 利益が大きい × よく売れる | 即買い。迷う理由がない |
| 数で稼ぐ型 | 利益は小さい × よく売れる | 1個の利益が数百円でも、回転が速ければアリ。資金が早く戻る |
| 資金拘束型 | 利益は大きい × あまり売れない | 資金に余裕があれば。初心者のうちは慎重に |
| NG | 利益が小さい × あまり売れない | 買わない。お金も場所も時間も奪われるだけ |
初心者のうちにおすすめなのは、「数で稼ぐ型」(利益小×回転速)を中心に組むことです。1個の利益は数百円でも、よく売れるので仕入れたお金がすぐ戻ってくる。お金が戻れば、また次を仕入れられる。この「お金が回る感覚」を早く掴むのが、続けるコツだと僕は思っています。逆に「資金拘束型」(利益大×回転遅)は、夢があるけれど資金を長く縛ります。手持ち資金が少ないうちは、ここに偏ると僕のように詰まります。
利益が大きい商品って、つい欲しくなっちゃう…。でも売れないと意味ないんだね。判断する基準が2つあるって考えたことなかった。
わかるで、その気持ち。僕も「1個で2,000円儲かる!」に飛びついて、半年売れずに部屋の肥やしにしたからな(笑)。利益はお金が戻って初めて利益や。在庫のままやと、それはただの「壁にかけた数字」やねん。最初は利益小さくてもよう売れるやつで、お金を回す感覚を体に入れるんがええで。
これは避ける。仕入れちゃダメなNG商品4タイプ

最後に、相場や利益がよく見えても手を出さないほうがいいNG商品を4つ挙げます。僕が痛い目を見た順です。
① ブランド品(偽物リスクが高い)
ブランドバッグや財布は利益が大きく見えますが、本物か偽物かの真贋判定は素人には非常に難しいです。うっかり偽ブランド品を販売すると、知らなかったでは済まない法的なトラブルになる可能性があります。商標権の侵害にあたるおそれもあるとされています。初心者のうちは、ブランド品には近づかないのが一番安全です。利益より、まず安全を優先してください。
② 大きい・重い(送料で利益が消える)
大型家電や大きな家具は、仕入れが安くても送料が1,000円〜数千円かかって、利益が一気に消えます。さらに保管に場所を取り、梱包も大変。送料は商品の大きさと重さで決まるので、利益計算のときは必ず送料込みで考えてください。迷ったら「自分が片手で持って帰れるサイズ」までに絞ると、送料事故はかなり減ります。
③ 相場が崩れている(値下がり中)
売れた価格を新しい順に並べたとき、だんだん安くなっているものは要注意です。新作が出た、再販された、流行が過ぎた、などで相場が下落の途中かもしれません。今は1,000円で売れていても、自分が出品する頃には800円になっている可能性があります。過去の平均ではなく、直近の売れた値段を重視して、下がり続けているものは見送ります。
④ 回転が悪い(売れた件数が極端に少ない)
「売り切れ」に絞ったとき、半年で1〜2件しか売れていない商品です。利益が大きく見えても、売れるまで何ヶ月も資金が固まります。僕の4万円在庫の主犯がこれでした。利益額だけ見て、回転を見落とした結果です。最低でも「直近1ヶ月で複数件売れているか」を一つの目安にすると、お金が固まりにくくなります。
メルカリの売り切れ検索でも十分始められますが、「この商品の相場は上がってる?下がってる?」まで深く知りたくなったら、過去の販売相場が見られるオークファンが便利です。相場の流れが見えると、値下がり中の商品を避けやすくなります。
失敗談:相場を見ずに20個買って、16個が部屋で固まった夜

もう一度、あの夜の話をします。仕入れ初日でうまくいって、僕は「中古せどり、簡単やん」と完全に勘違いしていました。2回目の仕入れで、棚を見て「安い・キレイ・なんか売れそう」の3つだけで20個。値札しか見ていません。売れた値段も、売れている件数も、利益計算も、ぜんぶスキップ。レジで5,000円払ったとき、僕は天才のつもりでした。
1ヶ月後。出品した20個のうち、売れたのは4個。手元に残ったのは数百円。残り16個は、何の反応もないまま部屋の隅でダンボールに積まれていました。一個ずつ相場を調べ直して、血の気が引きました。半分以上が、売れても利益ゼロか赤字。回転を見れば、半年に1個しか売れない商品もゴロゴロ。約4万円が、動かない物体に変わって部屋を占領していたのです。お金が減ったのではなく、お金が「商品」になって戻ってこない。これが資金繰りが詰まるということかと、その夜は1時間くらい床に座り込んでいました。
4万円て…見てるこっちまでしんどい。それ、部屋にずっと積まれてるんだよね…?
せやろ。毎晩あの山を見るのがほんま嫌やった(笑)。でもな、あの夜があったから今があるんや。失敗は授業料。見ん人は、何回も同じ授業料を払い続ける。僕は4万円で「売れた値段を見る」を体に刻んだ。高かったけど、一番効いた授業やったわ。
でも、この夜があったから今があります。翌日から僕は、どんなに安く見えても、相場を見るまで絶対にカゴに入れないと決めました。検索して、売り切れに絞って、売れた値段を見て、引き算する。最初は店内で1個1分かかっていたのが、今は30秒です。固まった在庫は、相場どおりに値下げして少しずつ現金に戻し、約2ヶ月かけて回収しました。あの4万円は、僕の中で一番高い、でも一番効いた授業料になりました。
相場が読めて利益が計算できても、その前提として大事なことがあります。中古品を「売る目的」で繰り返し仕入れるには、古物商許可が必要です。これは自分の不用品を売るのとは別のルールで、警察署(公安委員会)に申請して取得します。本格的に続けるつもりなら、早めに準備しておくのが安心です。詳しい取り方は古物商許可の記事にまとめています。
よくある疑問(相場を見ずに4万円沈めた僕が知りたかったこと)
出品中の値段じゃダメなの?なんで「売り切れ」を見るの?
出品中の値段は「売り手の希望価格」で、実際にその値段で売れるかは分からないからです。1万円で出ていても、誰も買わなければ1万円の価値はありません。「売り切れ」は誰かが実際にお金を払った値段なので、これだけが本当の相場です。僕の赤字の最大の原因が、出品中の値段を相場と勘違いしていたことでした。必ず「売り切れ」だけに絞って見てください。
有料の相場ツールは最初から必要?
最初はいりません。メルカリの「売り切れ検索」だけで、相場と回転の両方が無料で分かります。僕も最初の数ヶ月はそれだけでやっていました。慣れてきて「相場の流れ(上がっているか下がっているか)まで深く見たい」と思ったら、オークファンのような過去相場が見られるツールを検討する、くらいの順番で十分です。道具より先に、売り切れを見る習慣を体に入れるのが先決です。
同じ商品が検索で見つからないときは?
商品名が分からないときは、スマホのGoogleレンズで写真から検索すると名前や型番が出てくることが多いです。それでも「売り切れ」が0件、つまり過去に1個も売れていない商品は、需要がない可能性が高いので、初心者のうちは見送るのが無難です。相場が読めない商品に手を出すのは、目をつぶって買い物するのと同じです。
利益はいくら以上あれば「買い」?
絶対の正解はありませんが、僕は最初の頃「1個あたり手残り500円以上、かつ直近1ヶ月で複数件売れている」を一つの目安にしていました。利益が小さくても回転が速ければ資金がすぐ戻るのでアリです。逆に、手残りが数十円しかないものは、梱包や発送の手間を考えると割に合わないことが多いです。自分の使える時間と相談して、無理のないラインを決めてください。
相場どおりに値付けしても売れないときは?
まず写真と説明文を見直してください。同じ相場でも、写真がキレイで状態が正直に書いてある出品から先に売れていきます。それでも動かないなら、相場の「真ん中」より少し下に合わせると反応が出ることがあります。検品と説明文のコツは別の記事にまとめているので、値段以外の原因もあわせて疑ってみてください。
売れ残ってしまった在庫はどうすればいい?
僕がやったのは、相場どおりに値下げして少しずつ現金に戻すことです。「もったいない」で抱え続けると、場所も気持ちも資金も奪われ続けます。たとえ仕入れ値を割っても、現金に戻して次の仕入れに回したほうが、トータルでは前に進めることが多いです。これは損切りという考え方で、慣れるまでは勇気がいりますが、回り続けることのほうが大事だと、僕は4万円で学びました。
相場は時期で変わる?この記事の数字をそのまま信じていい?
相場は変わります。新作の発売、再販、季節、流行り廃りで動くので、「過去の平均」より「直近の売れた値段」を重視してください。そしてここが一番大事な注意です。本記事の手数料・送料・価格・利益額の数字は、すべて筆者の体験時点での一般的な目安であり、そのまま真似していい数字ではありません。最新の手数料や送料は各フリマアプリの公式情報で必ず確認し、仕入れ・販売の最終判断はご自身の責任で行ってください。相場は生き物だと思って、仕入れのたびに自分の目で見るのが一番安全です。
まとめ:仕入れは「見た目」やない。「売れた値段」で決まる
長くなりましたが、伝えたいことは一つだけです。安いから買うのではありません。売れた値段を見て、利益が残って、ちゃんと回るから買う。それを一行にすると、こうなります。
見た目で買うと、固まる。
売れた値段で買うと、回る。
僕は20個中16個を部屋で固まらせて、約4万円を動かない物体に変えました。けれど、その夜から「売れた値段を見る」という30秒の習慣を手に入れて、仕入れはギャンブルから計算に変わりました。検索して、売り切れに絞って、売れた値段を見て、引き算する。利益額と回転の2軸で、買うか決める。これを店内30秒でやるだけです。難しい才能もセンスもいりません。見るべきものを見る。それだけで、結果は変わります。見た目に騙された僕が言うのだから、間違いありません。次は仕入れたものを売る番、検品と出品です。続きの記事で待っています。

3店舗・4時間・約3,000円。リサイクルショップでの仕入れ初日を、失敗込みで時系列のまま書いたルポです。まずはここから読むと流れが分かります。
仕入れ初日のルポを読む仕入れた8個を90分かけて検品した実録。家の照明で見たら傷が…という話から、出品できる状態にするまでの手順を書いています。
検品のやり方を読む偽ブランド・大型品・回転の悪い商品など、仕入れの段階で避けるべきリストです。相場リサーチとセットで読むと、失敗がぐっと減ります。
NG商品7選を読む最初は「安いもの探し」だと思ってたけど、ぜんぜん違ったんだね。「売れた値段を見る」って、なんか…ちょっと怖くなくなったかも。
そうやろ。最初に怖がってた「これ買って大丈夫かな」は、相場を見たら消えるんや。勘で買うと怖い。数字で買うと怖くない。今日の第一歩はめっちゃ簡単やで。家にある不用品でも、店の商品でもええから、メルカリで検索して「売り切れ」にチェック入れて、売れた値段を1個見てみ。それだけで、もう昨日の僕より前におるから。
※本記事は筆者個人の体験談です。販売の成果や利益を保証するものではありません。手数料・送料・相場は時期やサービスによって変わるため、最終確認は各フリマアプリの公式情報で行ってください。中古品を売る目的で仕入れるには古物商許可が必要です(古物営業法)。仕入れ・販売の最終判断はご自身の責任で行ってください。
参考:警察庁「古物営業法」/消費者庁「景品表示法」「ステルスマーケティングに関する規制」(いずれも各官公庁の公式サイトをご確認ください)

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